マコトントコは、全て自分たちでつくっています。
デザイン、木工、塗装、椅子張り。
全てショップの横の工房でつくっています。
つくるだけが家具屋の仕事ではなく、木の管理、納品、メンテナンスまで自分たちでやります。
そうすることで商品への思いが強くなり、いいものづくりへ繋がると思います。
多くの人に無垢の木を使って、味わってもらいたい。
そして、好きになってもらい、無垢の木という素材を楽しんでほしい。
家具を通して、それを伝えていく仕事をしていきたいです。
マコトントコは、自然の無垢の木を活かしたものづくりをしています。
仕上げは、天然の亜麻仁オイルを主成分とした自然塗料を使っています。
食品レベルとも言われる自然塗料は、家具を作る人にも、使う人にも安全です。
自然塗料を使った「オイル仕上げ」は、木の表面に浸透し、木の呼吸を妨げない塗膜を作るため、木に優しく、木の風合いを一番感じられる仕上げです。
一般的な木の家具には、化学塗料が主流です。
なぜなら、木の表面を硬い塗膜で覆って固めるため、キズ、水分や汚れ、熱に強いからです。
そのかわり、化学塗料の塗膜は無垢の木の風合いを損ない、木の呼吸を妨げます。
オイル仕上げの塗膜は、そこまで強くありません。
日々使っていく中で、キズや輪ジミはできてしまいます。
マコトントコは、オイル仕上げでも強くできないか?と、試行錯誤しました。
その結果、3種類のオイルを順々に塗っては、何度も磨いて仕上げることで、大分強くなりました。
輪ジミもかなり付きにくくなりました。
もしキズや輪ジミができても、メンテナンスできるので、あんまり心配せずに、使ってください。
それでも心配だったら、食事の時はランチョンマットやコースーターを使うことをおすすめします。
また、無垢の木は、長く使う程に風合いの増す素材です。
ピカピカの新品より、長く使ってキズさえも味わいになったぐらいが格好いいと思います。
自宅でもメンテナンスできるオイル仕上げは、ずっと使える無垢の木の家具に向いていると考えています。