かな文字は中学生から勉強しています。高校からは大人と同じように師範を目指し、広い分野の勉強をしています。
高田書道教室では、お子様のえんぴつ、習字から、師範を目指される方までご指導いたします。
趣味として、生涯学習として、書家としてそれぞれの目的で自由に楽しみながらお勉強しましょう。
高田書道教室
入会金 2,000円
月謝 級位まで 3,500円
段位より 4,000円
せいひつ誌教本 年間4,800円
正筆誌教本(高校生以上・年間)10,200円
○学生については半紙、墨液、えんぴつ、練習用紙、えんぴつ出品用紙等は教室で負担
(富山県大会用紙、富山県青少年美術展出品用紙、全国大会出場用の半切紙、出品料は実費)
○お稽古は、どこの教室へ何回来られても月謝は変わりません。
前向きに頑張るお子様を応援致します。
○中学生からは「かな文字」のお勉強を致します。
草墨会
入会金 3,000円
月謝 3,000円より(教材費は実費)
師範取得のための正筆誌教本 年間10,200円
また、ご相談ください。
○△□(まるさんかくしかく)のロゴについて
これは、文房四宝の紙、墨、墨をデザイン化したものです。
出光美術館にある聖福寺の禅僧 仙厓(江戸時代)の墨書の掛け軸「○△□」をヒントにして作りました。
本来は、「○」が象徴する満月のように円満な悟道の境地に至る修行の階梯を図示したとも、この世の存在すべてを3つの図形に代表させ、「大宇宙」を小画面に凝縮させたともいわれています。
会場 田畑清風台公民館 【地図】
曜日 金曜日
高田直子(たかだなおこ)
1952年 名古屋生まれ
正筆会会長 黒田賢一に師事
正筆会 常任総務理事
讀賣書法会 理事
日本書芸院一科 審査会員
富山県書道連盟 常任委員
富山県美術連合会 理事
富山市書作家協会 理事
草墨会(そうもくかい) 会長
日展入選9回
(2015、2016、2017、2018、2019、2020、2021、2022、2023)
日展会友
書道で書くのは漢字だけではありません。
日本独自の文字であるかな文字で書かれた書道のことをかな書道といいます。
漢字を書く中国の書道には見られない、日本独自の書道文化です。
かなの歴史
かな書道について考えるには、まずはかなが生まれた経緯に少し触れておく必要があります。
漢字は中国大陸から伝わってきたものであり、日本はもともと固有の文字を持っていませんでした。従って記録を残す際も漢字を使って中国語の構文、すなわち漢文で書いていました。しかし、地名や人名などの固有名詞は漢字の意味を無視して音だけを借りる、言わば当て字で表記していました。これを借字(しゃくじ)といいます。借字は一般的に万葉仮名(まんようがな)と呼ばれます。
長らく万葉仮名が使われていましたが、一音一音に逐一画数の多い漢字を書くのは時間がかかります。そこで、漢字を徐々に簡略化(草書化)していきました。平安時代に入るとさらに簡略化されるようになりました。こうして生まれた文字こそが、現代も使われている平仮名(ひらがな)です。
かな書道とは
かなは単にひらがなだけを示す言葉ではありません。したがって、かな書道で書かれる文字には平仮名の他に万葉仮名や草仮名なども含まれるのです。さらには全て平仮名で書かれた書も、漢字とかなが混ざって書かれた書(調和体)もかな書道に含まれます。簡単に言えば、日本語で書かれている書は全てかな書道になります。
かな書道では繊細な線や美しく流れるような字が求められるので、主に小筆を使って書きます。